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Google への期待と Glass Enterprise Edition 2 と Moverio、VUZIX、HoloLens 2、Magic Leap One の立ち位置について

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このタイミングで Google が継続的に Google Glass に投資していることは xR (AR/MR/VR) 業界にとって大変喜ばしいこと。

640×360ピクセル ディスプレイに情報を表示する用途ということで、競合は EPSON の MOVERIO シリーズや、VUZIX のスマートグラス群。価格帯も似たようなもの。いわゆる AR グラス。

https://www.epson.jp/products/moverio/bt300special/ https://www.vuzix.com/products/compare-vuzix-smart-glasses

SLAM (自己位置推定と環境地図作成機能) や Depth (深度) カメラを積んでMixed Reality を実現している HoloLens 2($3,500) や Magic Leap One ($$2,295) は機能も価格帯も大きく異なる。

AR グラスの特徴として、積んでいるセンサーやカメラが少ないため、軽量で防塵・防水機能を追加しやすい。重量は 46g とのことで、HoloLens 2 の 566g と比べるとかなり違う。防塵・防水に関してはオフィシャル ブログにも記載が無く、過去の Google Glass でも搭載していなかったので、今回も非搭載の様子。多種多様なの xR デバイスが出ることは、多種多様な要望を実現できるので極めて重要だ。

https://www.blog.google/products/hardware/glass-enterprise-edition-2/

また、大きく注目したいのは、Google Glass が Alphabet社の所謂 R&D 部門である ムーンショット部門から、GoogleのAR/VRチームに統合されたこと。「Daydream」や「Google Lens」、「ARCore」などを手掛けているチームに統合されたということは、時期が来た、と見ていいのではないでしょうか。

Google Glassはこれまで、米Alphabetの“ムーンショット”部門であるXのプロジェクトだったが、GoogleのAR/VRチームに統合される。クレイ・ベイバー氏が率いるAR/VRチームは、「Daydream」や「Google Lens」、「ARCore」などを手掛けている。

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