Magic Leap One / Magic Leap 1 に自作アプリをインストールする方法
この記事では、Magic Leap One / Magic Leap 1 用に作成したアプリケーション ファイル (.mpk ファイル) を Magic Leap One / Magic Leap 1 デバイスにインストールする手順を紹介しています。 (2020/1/19 追記) The Lab の Device Bridge からインストールする方法に変更しました。
準備するもの
- Magic Leap One / Magic Leap 1 デバイス
- Windows PC
- アプリケーション ファイル (.mpk ファイル)
- PC - デバイス接続用 USB-C & USB-A ケーブル
PC環境構築
下記 Magic Leap Developer サイトにアクセスし、画面右上の [Log In] ボタンから、開発者アカウントでログインします。(開発者アカウントを未作成の場合は作成の上ログインします) developer.magicleap.com
Magic Leap Developer サイト ページ中ほどにある [Download Lumin SDK] をクリックします。
“Welcome to the lab” ページから、[Download for Windows] をクリックして、The_Lab_Installer.exe をダウンロードします。 ダウンロードした The_Lab_Installer.exe を起動し、インストールを進めます。
インストール完了後、”Launch The Lab” にチェックを入れて、The Lab アプリを起動します。
The Lab アプリの右上にある [Package Manager] をクリックします。
Bundles の一覧から Lumin Runtime を選択し、[Apply Changes] をクリックします。
Lumin SDKのインストールパス (既定では C:\Users{ユーザ名}\MagicLeap) 配下の mlsdk フォルダにバージョン番号のフォルダが作成されていることを確認します。
Magic Leap One /Magic Leap 1 側の設定
Magic Leap One を起動して、メニュー上側にある [設定アイコン (歯車マーク)] - [Device] - [Creator] を選択します。
"Creator" の一覧にある項目から [Creator Mode] を ON にします。(既定では OFF) 合わせて "Allow untrusted sources?" を ON にします。
スクロール下部にある "Enable MLDB Access" も ON にします。
アプリケーションのインストール
起動した Magic Leap One / Magic Leap 1 を PC に USB 接続します。
Magic Leap One / Magic Leap 1 をゴーグルを装着して画面越しに "Allow USB debugging?" ダイアログが表示される場合があるので、許可 (Allow) します。
The Lab アプリ右下の Magic Leap アイコンをクリックして、接続されているデバイスの一覧から該当のデバイスをクリックします。
- ダイアログ身だsりしたの Device Bridge のアイコン (橋マーク) をクリックし Device Bridge を表示します。
Device Bridge のページで、[Apps] をクリックします。
[Install Apps] をクリックします。
Uploading が始まります。
Upload とインストール処理が完了するとアプリ一覧にインストールされたアプリが表示されます。
- これでインストール処理は完了です。Magic Leap One / Magic Leap 1 のアプリ一覧にインストールしたアプリが表示されますので起動することができます。
参考URL
littlewing.hatenablog.com edom18.hateblo.jp
過去不要になった手順 (個人メモ)
コントロール パネル > システムとセキュリティ > システム から [システムの詳細設定] をクリックして、"システムのプロパティ" ダイアログで [環境変数] をクリックしします。
"Path" を選択して編集をクリックして、Lumin SDK インストールパス配下の mldb.exe が含まれるフォルダ (C:\Users{ユーザ名}\MagicLeap\mlsdk{バージョン番号}\tools\mldb) を登録します。 (下記例では C:\Users\eguchi\MagicLeap\mlsdk\v0.23.0\tools\mldb を指定しています)
コマンドプロンプトを起動して、mldb コマンドを入力してエンターキーで実行します。上記で設定した環境変数への登録が正しく行えていると mldb コマンドの詳細が表示されます。
>mldb
- コマンドプロンプトを起動して、mldb devices コマンドを実行し、デバイスが正しく認識されているか確認します。正しく認識されている場合、List of devices attached 以下にデバイス番号と device の文字列が出力されます。
>mldb devices
- mldb install コマンドを実行し、アプリケーションをインストールします。成功すると Successfully installed とアプリ名が表示されます。
>mldb install {.mpk ファイル パス}